日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャンソン」の意味・わかりやすい解説 ジャンソンじゃんそんFrancis Jeanson(1922―2009) フランスの哲学者。サルトルに傾倒し、彼の主宰する雑誌『レ・タン・モデルヌ』の有力な書き手となる。数冊のサルトル論、現象学の研究などがある。アルジェリア独立戦争(1954~1962)が始まると、ただちに著述を通して公然と独立運動を支持し、のちには地下組織をつくってフランス軍隊からの脱走兵を積極的に援助するなど、その行動は広く海外にも反響をよんだ。[鈴木道彦][参照項目] | アルジェリア戦争 | レ・タン・モデルヌ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ジャンソン」の意味・わかりやすい解説 ジャンソンPaul-Émile Janson生没年:1872-1944 ベルギーの政治家。ブリュッセルで弁護士として名をあげ,自由党の下院議員(1914-35),続いて上院議員として活躍し,国防相,法相などを歴任。戦間期における自由党の指導者の一人で,19世紀末以来衰退傾向にあった自由党を,カトリック党と労働党のあいだの穏健な中道政党として位置づけ,勢力を確保し,3党連立内閣の首相(1937-38)に就任した。第2次大戦下,ナチス・ドイツによりブーヘンワルト強制収容所に送られて死んだ。執筆者:栗原 福也 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャンソン」の意味・わかりやすい解説 ジャンソンJenson, Nicolas [生]1420頃.ソンムボアール[没]1480. ローマフランスの出版・印刷業者。貨幣の型板の彫刻師の徒弟となったのち,トゥールの王立造幣局の職長となったが,1458年ドイツのマインツにおもむき J.グーテンベルクのもとで印刷を研究。 70年ベネチアに印刷所を開き,ローマン体小文字字母を開発,またギリシア字体やゴシック活字もデザインした。 ジャンソンJeanson, Francis [生]1922. ボルドーフランスの小説家,哲学者,評論家。サルトルの弟子で,『タン・モデルヌ』誌の主要な寄稿家。師とともに活発な政治活動に従事した。主著に『笑いの人間的意味』 Signification humaine du rire (1947) ,『サルトル』 Sartre par lui-même (55) など。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
367日誕生日大事典 「ジャンソン」の解説 ジャンソン 生年月日:1872年5月30日ベルギーの政治家1944年没 出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報 Sponserd by