日本大百科全書(ニッポニカ) 「ストーニー」の意味・わかりやすい解説 ストーニーすとーにーGeorge Johnstone Stoney(1826―1911) アイルランドの物理学者。ダブリンのトリニティ・カレッジ卒業後、1852年ゴールウェー(アイルランド)のクィーンズ・カレッジ教授。分子論的スペクトル研究などを経て、1873年以後、大英科学振興協会の「単位の選択と命名に関する委員会」に参加。1874年同協会ベルファスト大会で「自然の物理的単位について」と題する報告を行い、そのなかで電気素量の考えを提起、のちにそれをエレクトロン(電子)とよぶことが提唱された。[宮下晋吉][参照項目] | 電子 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例