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マケドニア貴族出身の軍人。征服王(ニカトールNikator)とよばれる。アレクサンドロス大王の部下としてオリエント各地を転戦した。大王の死(前323)後、バビロニアを支配下に置いたが、しだいに勢力を拡大し、紀元前312/311年には王を称し、セレウコス紀元を定めた。前304年にはインド領はチャンドラグプタの手に渡ったが、イプソスの戦い(前301)以後、地中海世界との関係を重視し、当初の首都ティグリス河畔のセレウキアからシリアのアンティオキアに遷都し、シリアや小アジアの確保に努めた。アレクサンドロスの後継者(ディアドコイ)中もっとも成功を収めた者として、さらにマケドニア本国をもねらったが暗殺された。彼はギリシア風植民都市を設立し、広大な領土の支配の拠点とした。
[小川英雄]
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…前253年離別された。アンティオコス2世はエジプトのプトレマイオス2世の娘ベレニケと政略結婚したが,死の直前ラオディケの子セレウコス2世を後継として指名した。王の没後ベレニケを支援しようとするプトレマイオス3世は第3次シリア戦争(前246‐前241。…
※「セレウコス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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