デジタル大辞泉
「ちょっきり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ちょっきり
- 〘 副詞 〙
- ① =ちょきり①
- [初出の実例]「しかもよいこの情ざかりに、ちょっきりこっきり小女房の、腰もしなへて、やっくるり」(出典:長唄・名取川(1756))
- ② =ちょきり②
- [初出の実例]「こと木より先ちょっきりの一葉哉」(出典:俳諧・口真似草(1656))
- ③ 程度や、動きがわずかであるさまを表わす語。すこし。ちょっと。
- [初出の実例]「此しんなんざ、
(よい)にちょっきり、頬(つら)をつん出したまま、やうやう今に成って来た」(出典:洒落本・遊子方言(1770)更の体)
- ④ 過不足のないさまを表わす語。ちょうど。かっきり。
- [初出の実例]「『八郎兵衛さん、そりゃお前、真実かえ』『真実だわな。ちょっきりころびの幕と来やせう』」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎兵衛)(1808)序幕)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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