明白(読み)メイハク

デジタル大辞泉の解説

めい‐はく【明白】

[名・形動]《古くは「めいばく」とも》
あきらかで疑う余地のないこと。また、そのさま。「明白な証拠」
明晰(めいせき)2
[派生]めいはくさ[名]

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大辞林 第三版の解説

めいはく【明白】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
はっきりしていて疑う余地の全くない・こと(さま)。 「 -な事実」 「 -に物語る」
〘哲〙 「明晰めいせき」に同じ。 〔類義の語に「明瞭」があるが、「明瞭」は感覚ではっきりととらえられ、わかりやすい意を表す。それに対して「明白」は事実として疑う余地がない意を表す〕
[派生] -さ ( 名 )

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精選版 日本国語大辞典の解説

あけ‐しら・む【明白】

〘自マ四〙 夜が明けて、あたりが明るくなる。明け方になる。
※玉葉(1312)雑一・二〇一六「明けしらむ波路の霧は吹きはれて遠島みゆる秋の浦風〈藤原景綱〉」

めい‐はく【明白】

〘名〙 (形動ナリ・タリ)(古くは「めいばく」とも)
① (━する) あきらかで疑いのないこと。非常にはっきりしていること。明らかになること。また、そのさま。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)三「御目祿に明白(メイハク)たるべし」 〔老子‐一〇〕
② 明るいこと。また、そのさま。
※風姿花伝(1400‐02頃)四「大神岩戸をすこしひらき給ふ。国土又明白たり」

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