新製品を本格的に市場で販売する前に、市場の反応をテストするため、試験的に選んだ限定市場(テスト・マーケット)で実際に売ってみること。テスト・マーケティングの目的は、単に意見を聞くのではなく、実際に販売してみることによって、新製品について広範で正確な情報を獲得し、本格的販売の価格、広告宣伝の戦略策定を実効あるものにすることである。そのため、テスト・マーケットは、販売予定市場の諸特性を代表するものでなければならない。
具体的には、顧客の年齢、性別、所得、家族構成のような人口学的特性や、趣味、嗜好(しこう)、ライフスタイルなどの文化的特性が十分吟味されなければならない。また、テスト期間も慎重に検討されなければならない。短すぎては十分な情報が得られず、長すぎれば競争者の模倣や追従が可能になるからである。
[森本三男]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新