日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニアメ」の意味・わかりやすい解説 ニアメにあめNiamey 西アフリカの内陸国ニジェールの南西端にある同国の首都。人口73万1000(1999)、120万3766(2017推計)。20世紀初めフランス植民地支配の地域拠点となり発展した。独立後も、国の政治、経済、文化、交通の中心として人口集中が続いている。市街地はニジェール川左岸に広がり、上流側に大統領府、外国公館、高級住宅、下流側に市場、商店、銀行、ホテル、博物館や工場がある。郊外にはこの国唯一の国際空港がある。雨期は夏で、冬は乾燥しやや涼しい。[藤井宏志] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例