ニュー・プロビデンス島(読み)にゅーぷろびでんすとう(英語表記)New Providence

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニュー・プロビデンス島」の意味・わかりやすい解説

ニュー・プロビデンス島
にゅーぷろびでんすとう
New Providence

西インド諸島北部、バハマ諸島中部の島。面積207平方キロメートル、人口21万0832(2000)。バハマの首都ナッソーが北東岸に位置し、同国の人口の大半が居住する。亜熱帯気候自然景観に恵まれ国際的なリゾート地として知られる。ラム酒醸造など食品加工業の軽工業が立地し、近年では工業団地を造成して工業開発に乗り出している。アメリカのマイアミとナッソーは飛行機で30分の距離で、西インド諸島の交通の要衝でもある。

[栗原尚子]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニュー・プロビデンス島」の意味・わかりやすい解説

ニュープロビデンス島
ニュープロビデンスとう
New Providence Island

西インド諸島北部,バハマ北西部の島。アンドロス島エリューセラ島にはさまれた東西約 30km,南北約 10kmの小島であるが,バハマの中心で,北東岸に首都ナッソーがある。平坦なサンゴ礁の島で,湿地帯や浅い湖沼がある。開発は 17世紀後半イギリスの要塞が建設されて以来で,現在主産業は農業漁業。またナッソー周辺は世界的に知られる観光・保養地となっている。面積 207km2。人口 17万 1542 (1990) 。

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