ハイマンス(読み)はいまんす(英語表記)Corneille Jean François Heymans

デジタル大辞泉 「ハイマンス」の意味・読み・例文・類語

ハイマンス(Corneille Jean Heymans)

[1892~1968]ベルギー生理・薬理学者。頸動脈洞大動脈酸素炭酸ガス分圧に反応して呼吸を調節していることを発見。1938年ノーベル生理学医学賞受賞。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハイマンス」の意味・わかりやすい解説

ハイマンス
はいまんす
Corneille Jean François Heymans
(1892―1968)

ベルギーの生理・薬理学者。1920年ヘント(ガン)大学卒業後、欧米各国に遊学し、1930年母校の薬理学教授となる。頸動脈(けいどうみゃく)洞および大動脈に化学受容体があり、血液中の酸素や炭酸ガス分圧の変化、血圧の変化に反応し、反射的に呼吸を調節することを認めた。1938年に、頸動脈洞および大動脈の反射の発見で、ノーベル医学生理学賞を受けた。国際生理学会、国際薬理学会の会長、WHO薬理学専門委員、その他の国際的要職につき、内外政府、学会、大学から多くの賞を受けている。

古川 明]

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改訂新版 世界大百科事典 「ハイマンス」の意味・わかりやすい解説

ハイマンス
Gerardus Heymans
生没年:1857-1930

オランダで初の心理学実験室を作った同国の心理学の先駆者。精神科医ウィルスマE.Wiersmaとともに実施した気質に関する膨大な調査結果をもとに,情動性,活動性,反響性を基本的次元として,8種類の性格類型を唱えた。その理論学風はフローニンゲン学派として知られ,主にヨーロッパ性格学影響を与えた。また女性心理の研究者としても著名である。
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367日誕生日大事典 「ハイマンス」の解説

ハイマンス

生年月日:1865年3月23日
ベルギーの政治家
1941年没

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