デジタル大辞泉
「パジャマ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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パジャマ
- 〘 名詞 〙 ( [英語] pajamas から ) ゆったりと仕立てた上衣とズボンからなるねまき。ピジャマ。
- [初出の実例]「手早く縮のパジャマに着更へて」(出典:桐畑(1920)〈里見弴〉天変地異)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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パジャマ
pajamas
上衣とズボンで対になった洋風の寝巻。身ごろはゆったりとし,袖なし,半袖,長袖などがある。吸湿性がある肌ざわりのよい素材でつくられる。ウルドゥー語のpāë(足),jāmah(衣服)を語源とする。西欧では中世まで就寝の際は裸またはシュミーズを着ていたが,近代になると東洋の影響を受けて,ゆったりした形のネグリジェやナイトガウンが室内着として用いられるようになった。19世紀の終りころ,インドで男子のはいていた裾をしぼった緩やかなズボン(ピジャマpyjama)がヨーロッパにもたらされ,当初は男性に寝巻として使用された。20世紀初めには女性も着るようになり,室内着,寝巻として普及,今日にいたっている。この形を応用したものに海浜着のビーチ・パジャマや,1960年代のパジャマ・ルックがある。
執筆者:池田 孝江
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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パジャマ
ぱじゃま
pajamas
pyjamas
寝巻または部屋着として男女ともに着用されるゆったりとした服。腰丈の上着とズボンからなり、綿ブロード、ネル、ニット、パイル地、シルク地などでつくられる。元来はインド人やペルシア人が着用するゆったりとしたズボンのことで、1870年代にイギリス人がインドからヨーロッパへ持ち帰り、20世紀以降、広く一般に着用されるようになった。また、海浜着として1920年代から30年代に流行したビーチ・パジャマは、女性のパンツ・スタイルが街着として認められる先駆けとなった。
[深井晃子]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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パジャマ
pajamas
ピジャマ pyjamasともいう。ウエストないしは腰丈程度のゆるやかな上衣とズボンから成る寝間着。語源はペルシア語,ウルドゥー語のパエジャーマ pāëjamah,pājāmahで,ゆったりした足首丈のズボンの意。男女ともに用いる。 1870年頃植民地のインドからイギリスに伝えられ,20世紀の初めには寝間着の典型となった。直接肌に着けるものなので,感触のよさ,吸湿性,伸縮性に富む素材を用いる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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パジャマ
上衣とズボンを組み合わせた寝巻の一種。上下ともゆったりしており,前あきで,衿(えり)なしか開衿(かいきん)が多い。布地は木綿,タオル,フランネル,化合繊など。名称はインド人がはいていた足首までのゆったりしたズボンに由来する。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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