ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラフマグプタ」の意味・わかりやすい解説
ブラフマグプタ
Brahmagupta
[没]665頃
古代インドの天文学者。 628年ヒンドゥー教の天文体系を示した『宇宙の始り』 Brama-sphuta-siddhāntaを著わした。月食,日食,惑星の合,惑星の位置決定などのほかに,数学に関する記述もある。算術級数,2次方程式,三角形や四角形の面積,また面や体積などに関する幾何学的な諸定理の証明が取扱われている。
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