改訂新版 世界大百科事典 「ブラントンコンパス」の意味・わかりやすい解説 ブラントンコンパスBrunton compass 磁石,気泡水準器,鏡,照尺,錘をコンパクトに組み合わせた小型の測量・測角器具で,アメリカの地質調査所の測量技師ブラントンD.W.Brunton(1849-1927)によって作られた。ブラントンコンパスは商品名で,一般名はポケットトランシットレベルともいう。三脚にとりつけることも可能で,ルートマッピングや坑内の地質調査の際の測量に使用する。クリノメーターの機能をそなえているので,地層面のみならず,岩石一般にみられる節理面,断層面,各種の線構造を野外で直接的に計測することができる。執筆者:原田 哲朗 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラントンコンパス」の意味・わかりやすい解説 ブラントン・コンパスBrunton compass 地形や地層の走向,傾斜などの測量に用いる簡易測量器具。ポケット・トランシット・レベルともいう。クリノメータよりやや大きく,測定項目も多く,精度も高い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by