ベルギー生まれのシャンソン歌手。1952年にブリュッセルでデビュー、その年のうちにパリでも自作の歌でデビューし、60年ごろには名声を確立した。全身を使った独特の歌唱法で知られる。初期の歌は神・人間・愛などをテーマにしていたが、やがて反体制的な傾向のものが多くなり(その代表作がプチブルを批判した『ブルジョアの嘆き』)、さらに孤独や死を扱ったもの(『瀕死(ひんし)の人』など)を多く歌うようになった。また67年からは映画に転向したが、亡くなる前年の77年にはそれまで書きためた歌を録音するなど、シャンソンへの情熱は終始失わなかった。
[田井竜一]
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...