ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プイマノバー」の意味・わかりやすい解説
プイマノバー
Pujmanová, Marie
[没]1958.5.19. プラハ
チェコの女流小説家。近代チェコ散文の代表的作家。プラハの小市民的環境をテーマにした物語から出発し,少年時代,青春期の心理を描いた作品で知られる。代表作は『予感』 Předtucha (1942) 。社会の慣習や道徳への抗議を取上げた『ヘーゲル博士の女の患者』 Pacientka dra Hegla (31) は傑作。その後,人文主義的傾向から社会主義的傾向に移行,3部作『十字路上の人々』 Lidé na křižovatce (37) ,『火いたずら』 Hra s ohněm (48) ,『死と戦う生涯』 Život proti smrti (52) を発表した。
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