デジタル大辞泉
「べたり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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べたり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 粘液状のものがかたまりになって貼(は)りつくさまを表わす語。
- [初出の実例]「かきつばたへたりと鳶(とび)のたれてける」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)夏)
- ② 「ぺたり①」よりややしどけない感じを表わす語。
- [初出の実例]「二ケ月前昏倒した玄関にべたりと尻餠つゐた」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七)
- ③ 「ぺたり③」よりやや強烈な感じを表わす語。
- [初出の実例]「黒い判がべたりと捺してあった」(出典:道草(1915)〈夏目漱石〉三一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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