ベラトリックス
べらとりっくす
Bellatrix
オリオン座のγ(ガンマ)星の固有名。ラテン語で「女戦士」の意。オリオン座の長方形の右上の青白い輝星で、この恒星とベテルギウスが猟師オリオンの両肩にあたる位置にある。2000年の天球上の位置は、赤経5時25分08秒、赤緯プラス6度21.0分で、毎年12月10日ごろ真夜中に南中する。実視等級は1.64等、色指数(B-V)はマイナス0.22等(天体の色を表す指標の一つで、青色B等級から実視V等級を引いたもの)。スペクトル型B2Ⅲの巨星。視差は13.4ミリ秒角、地球からの距離は243光年。固有運動は16ミリ秒角/年、視線速度はプラス18キロメートル/秒。表面温度は2万1000K(ケルビン)、自転速度vはv sin i=59キロメートル/秒(iは地球から見た星の自転軸傾斜角)。干渉計で星の角直径が測られており0.71ミリ秒角。紫外線が観測されている。
[山崎篤磨]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponsored by 
ベラトリックス
Bellatrix
オリオン座のγ星。ラテン語で〈女戦士〉を意味する。別名アマゾン・スター。勇士オリオンの左肩に輝く。概略位置は赤経5h25m,赤緯+6°21′。午後9時の南中は1月下旬。実視等級は1.6等。B2型のスペクトルをもつ若い巨星である。明るい早期型星では外部に著しい質量放出を行っている場合が多い。アメリカのエアロビーロケットAerobee rocketの観測により,この星では1600km/sを超えるスピードで気体が流出していることが判明した。距離は112光年。
執筆者:茨木 孝雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponsored by 
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponsored by 
百科事典マイペディア
「ベラトリックス」の意味・わかりやすい解説
ベラトリックス
オリオン座のγ星。青白色の1.6等星で,距離112光年。ロケット観測により,気体が高速で流出していることが判明。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponsored by 