百科事典マイペディア 「ホメイニー」の意味・わかりやすい解説
ホメイニー
→関連項目《悪魔の詩》事件|イラン|コム
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
1902~89
イランのイスラーム法学者,政治家。1963年,アメリカへの従属と強引な近代化を進めるパフラヴィー2世を批判し,国外追放されイラクに移る。71年,イスラーム法学者による統治を主張する「ヴェラーヤテ・ファギーフ」論を発表,国外から反国王運動を指導し,79年のイラン革命の成功により最高指導者に就任。以後89年の死まで革命のカリスマ的指導者として活動した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…1979年2月,パフラビー朝の国王独裁を打倒し,ホメイニーの指導のもとにイスラム政体を樹立した革命。その課題と目標はイスラム革命enqelāb‐e Islāmīとして表明された。…
…このようにイマームが隠れている間は,法学者(ファキーフ)だけがイマームの意図を知って信徒に指示を与える役割を行使する。イラン革命指導者ホメイニーが提起した〈法学者の統治(ベラーヤテ・ファキー)〉とはこのことを指している。スンナ派と同様に聖典コーランに次ぐ第2の典拠としてハディースを認めるが,さらに各イマームの言行をまとめた聖言行録(アフバールakhbār)をも重視する。…
※「ホメイニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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