ポカラ(読み)ぽから(英語表記)Pokhara

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポカラ」の意味・わかりやすい解説

ポカラ
ぽから
Pokhara

ネパール中部、亜熱帯の植物や果物の豊かなポカラ盆地の中心町。人口15万6312(2001)。インドから中部ネパールへの入口バイラワおよびカトマンズと結ぶ航空路、自動車道路が通じ、西部開発地域の中心でもある。アンナプルナ山群、とくにマチャプチャレ峰を眼前にした地の利を得て、ヒマラヤ登山基地、観光地となっている。近くのペワタール湖の水は灌漑(かんがい)や水力発電にも使われる。マッチ工場などの小規模工場がある。

[高山龍三]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポカラ」の意味・わかりやすい解説

ポカラ
Pokhara

ネパール中央部,ガンダキ地方の行政中心地。カトマンズ西北西 144km,ヒマラヤ山脈南面を流れるガンダキ川支流に臨む。農産物の小集散地。プリスビ道路空港によってカトマンズと結ばれている。湖を抱え,マチャプチャリ山をはじめとするヒマラヤ山脈のアンナプルナ目前にする景勝の地。人口約 2万。

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