マガダン(その他表記)Magadan

デジタル大辞泉 「マガダン」の意味・読み・例文・類語

マガダン(Magadan/Магадан)

ロシア連邦東部、マガダン州港湾都市。同州の州都オホーツク海のナガエバ湾に面し、5月から12月まで利用できるナガエボ港がある。造船業機械工業が盛ん。

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改訂新版 世界大百科事典 「マガダン」の意味・わかりやすい解説

マガダン
Magadan

ロシア連邦東端,同名州の州都。オホーツク海に面して港がある。マガダン州は金鉱に富み,コリマ川が流れている。1930年代にここに収容所が設けられ,その囚人労働によって開発がすすめられた。マガダン市は39年に始まり,当時は人口2万7000であったが,2002年には9万9000に増加した(州全体の人口は18万2700,2002)。採鉱のみならず,精錬も行われている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マガダン」の意味・わかりやすい解説

マガダン
Magadan

ロシア北東部,マガダン州の州都。オホーツク海北岸,タウイ湾の支湾ナガエボ湾の湾奥にある港湾都市。 1933年建設され,コルイマ川流域の産金地への物資の供給地として発展。現在,鉱山機械,自動車修理,水産加工,建設資材などの工業が立地する。教育大学がある。ヤクーツクから東へ延びるハイウェーが通じるほか,空港がありソ連各地と連絡し,ウラジオストクとの間に定期航路が開けている。人口 15万 4900 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マガダン」の意味・わかりやすい解説

マガダン
まがだん
Магадан/Magadan

ロシア連邦東部、マガダン州の州都。オホーツク海のナガエバ湾奥に臨む港湾都市。人口12万1800(1999)。ナガエボ港をもち、北方のコリマ川流域の鉱業地へ入る自動車道の起点で、空港もある。鉱山機械製造、機械修理(船舶、自動車、トラクター)、建材、縫製、皮革・履き物、食料品などの工業があり、科学アカデミー所属その他の研究所や学校がある。1939年に市となった。

[三上正利]

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百科事典マイペディア 「マガダン」の意味・わかりやすい解説

マガダン

ロシア,極東地方,オホーツク海のナガエフ湾にある港湾都市で,同名州の州都。コリマ川が流れる。船舶修理,建設資材などの工業が行われ,付近に火山灰を利用したガラス工場もある。1933年収容所設置のため創設。囚人たちによってコリマ街道が建設され,内陸への入口として発展した。空港がある。9万8920人(2009)。

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