百科事典マイペディア 「マグネシアセメント」の意味・わかりやすい解説
マグネシアセメント
→関連項目セメント
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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マグネサイトあるいは海水マグネシアを800~900 ℃ でか焼して得られる軽焼マグネシアを,塩化マグネシウム水溶液で練ると硬化するセメントの一種.砂,石粉,コルク,のこくずなどが配合され,建物,船舶,車両などの床,壁の塗装,人造石やタイルの製造に用いられる.硬化は速く,強度と硬度が高く,硬化体は光沢があり,半透明で着色もしやすいが,吸水性が高く,鉄をさびさせやすく,収縮が大きくき裂が生じやすい欠点もある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…耐火物,緊急工事,寒冷地の工事,耐薬品性を要する場所の工事などに用いられる。マグネシアセメントmagnesia cementオキシクロライドセメントの一つ。気硬性セメントで,1867年フランスのソレルSorelにより発見された。…
※「マグネシアセメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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