ライオンズクラブ(その他表記)Lions Club

翻訳|Lions Club

デジタル大辞泉 「ライオンズクラブ」の意味・読み・例文・類語

ライオンズ‐クラブ(Lions Club)

国際的な民間社会奉仕団体。1917年米国実業家中心となって結成日本には52年(昭和27)に支部が設立された。Lionsは、liberty(自由)・intelligence(知性)・our nation's safety(わが国民安全)の頭文字

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精選版 日本国語大辞典 「ライオンズクラブ」の意味・読み・例文・類語

ライオンズ‐クラブ

  1. 〘 名詞 〙 ( Lions Club Lions は liberty (自由) intelligence (知性) our nation's safety (わが国民の安全)の頭文字 ) 一九一七年、アメリカ実業家たちが創設した国際的な民間社会奉仕団体。日本では、昭和二七年(一九五二)に支部ができた。

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改訂新版 世界大百科事典 「ライオンズクラブ」の意味・わかりやすい解説

ライオンズ・クラブ
Lions Club

1917年にアメリカのシカゴ発足し,現在世界157ヵ国および領域に3万6996クラブ,133万1055名の会員(1984)を擁する国際的社会奉仕団体。正式の名称は〈ライオンズ・クラブ国際協会International Association of Lions Clubs〉で,本部はアメリカのイリノイ州オークブルックにある。各ライオンズ・クラブは国際協会を構成する一単位で,クラブの存在する地域に対してさまざまな奉仕活動を行う。会員は,善良な徳性の持主地域社会において信望のある成年男子の中から厳選され,入会は招請のみによる。日本においては1952年に初めてのクラブが東京に結成され,84年現在,アメリカに次いで世界で2番目の会員数(14万9112名),クラブ数(2704)を有する。協会の目的は,奉仕活動を通じて,世界の人々の間に相互理解の精神を培うこと,地域社会の生活,文化福祉および公徳心の向上に積極的関心を示すことにある。モットーは〈We serve(われわれは奉仕する)〉である。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライオンズクラブ」の意味・わかりやすい解説

ライオンズクラブ
Lions club

アメリカのシカゴに本部をおく国際的な民間社会奉仕団体。正式名称はライオンズクラブ国際協会。 1917年6月創立者メルビン・ジョーンズの呼びかけでアメリカの実業家たちがシカゴで最初の会合を行い,同年 10月ダラスで第1回大会を開催した。その後世界 181ヵ国,140万人以上の会員を擁する世界最大の奉仕団体に成長した。 Liberty,Intelligence,Our Nation's Safetyというスローガンの頭文字をとって会名とした。会員は「善良な徳性の持ち主で,地域社会において声望のある成年男子」から厳選され,We Serve (われわれは奉仕する) をモットーにアクティビティ (奉仕活動) を行う。日本では 52年3月東京に誕生。 78年から連絡事務所が東京に設置され,国内8複合地区共通の事務を行なっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ライオンズクラブ」の意味・わかりやすい解説

ライオンズ・クラブ
らいおんずくらぶ
Lions Club

世界的規模の社会奉仕団体。本部はアメリカのシカゴにあるLions Clubs International。Liberty, Intelligence, Our Nation's Safety(「自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる」)というスローガンの頭文字をとって名づけられた。2010年時点で200以上の国または領域に約4万5000余のクラブと、約135万人の会員をもつ。日本では第二次世界大戦後の1952年(昭和27)に設立され、実業、商業関係のメンバーが多い。2009年時点でクラブ数3357、会員数11万2715人。

[梶 龍雄]

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百科事典マイペディア 「ライオンズクラブ」の意味・わかりやすい解説

ライオンズ・クラブ

国際的な民間社会奉仕団体。1917年,有力実業家などをメンバーに米国シカゴで発足。日本では1952年に支部ができた。ライオンズの名はliberty,intelligence,our nation's safetyの頭文字による。奉仕活動を通じての,世界の人々の相互理解と,地域社会の生活,文化,福祉,公徳心の向上を目的とする。

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