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わな猟(罠猟) わなりょう

世界大百科事典 第2版の解説

わなりょう【わな猟(罠猟)】

鳥獣を捕獲するための装置による猟法。古くから諸民族の間に広く用いられてきた猟法で,その方法はきわめて多種多様で変化に富んでいる。弓矢,槍,吹矢,鉄砲などによる積極的な猟法に対して,わなは獲物の通り道に設置し,獲物がこれに気づかずに通過する際に捕らえようとする設備である。落し穴くくりわな,箱わな,圧殺わなとらばさみなどに分類することができるが,獲物の大きさや習性,立地条件などに応じて,それぞれ多様な変化形がみられ,これらを組み合わせたものがくふうされる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のわな猟(罠猟)の言及

【狩猟】より


[日本]
 日本における狩猟用具として,鹿に対してはと矢が代表的であったが,猪に対しては犬を用いたり槍・山刀が主であって,熊についてもこれらが準用された。そのほか農民の用具として陥穽(おとしあな),押し,くくりわななどが盛んに用いられた(わな猟)。野鳥には網がさまざまな形で使用されるほか,はさみわな,とりもちなど多様な用具があり,おとりにより,またはまき餌による誘いもよく使用された。…

【猟師】より

…古代から近世までの猟師は生業であって娯楽ではなかったが,明治以後は野生鳥獣の激減によって狩人が激減し,これに代わって狩猟法の制定による遊猟すなわち娯楽のために狩猟免許をとって鳥獣を撃つ人々が著しく増加した。また,これまでわな猟で蛇,カエル,虫などを捕らえる作業に従った者もが免許法の施行によって猟師に加えられた。こうした職業基準の変化により狩猟に従事する人の数は,明治中期に約24万人,うち専業者8万余人となった。…

※「わな猟(罠猟)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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