アオウキクサ

世界大百科事典 第2版の解説

アオウキクサ【duckweed】

池や水田の水面に浮遊する小型のウキクサ科水草(イラスト)。小さな水草で,水面に浮かぶ葉状体は長さ2~3mmのやや狭い卵形で,2本の根を水中におろす。この葉状体は短縮した茎と葉が合体したものと考えられ,3本の葉脈がある。基部近くから若い葉状体を1~2個側生し,発芽分裂をくり返し,普通は数個の葉状体から成る群を形成する。花は葉状体の下面に形成され,1本のおしべだけから成る雄花2個と1個のめしべから成る雌花が,共通した小さな苞につつまれている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のアオウキクサの言及

【ウキクサ】より

…アヒルの飼料や水田の肥料にもされることがある。 よく似たアオウキクサLemna paucicostata Hegelm.の葉状体は2~4mmで両面とも緑色,葉状体はそれぞれ1本の根しか出さない。またヒンジモL.trisulcata L.の葉状体は長い柄で連結し,接しあわない。…

【ウキクサ】より

…アヒルの飼料や水田の肥料にもされることがある。 よく似たアオウキクサLemna paucicostata Hegelm.の葉状体は2~4mmで両面とも緑色,葉状体はそれぞれ1本の根しか出さない。またヒンジモL.trisulcata L.の葉状体は長い柄で連結し,接しあわない。…

※「アオウキクサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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