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アクロポリス美術館 アクロポリスびじゅつかんAcropolis Museum, Athens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アクロポリス美術館
アクロポリスびじゅつかん
Acropolis Museum, Athens

ギリシア,アテネのアクロポリスにある国立美術館。 1878年創設。現存する建物は第2次世界大戦後改築されたもの。アクロポリスの美観をそこなわないように地面より下に建てられている。 1834年以来アクロポリスから出土した作品 (現在アテネ国立考古学博物館にある青銅彫刻および壺類を除く) を収蔵する。主要作品に『ヘカトンペドンの彫刻』『モスコフォロス (子牛をかつぐ青年) 』『ペプロスのコレ』を含む多くの少女像,『クリティオスの少年』,パルテノンの破風彫刻およびフリーズ浮彫,ニケ神殿の浮彫などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

アクロポリスびじゅつかん【アクロポリス美術館 Acropolis Museum】

ギリシアの代表的美術館の一つ。アテネのアクロポリス南東隅にある。収蔵品はすべてアクロポリス出土の建築断片,彫像,陶器などで,なかでも1885‐91年の発掘による多くのコレー像,クーロス(青年像)を中心とするアルカイク期の彫像群は,古代ギリシア彫刻の,世界で最も優れた収集といえる。現在の建物は,館長ミリアデスの指導下,建築家カランディノスの設計により,第2次大戦後に完成した。【友部 直】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アクロポリス美術館
あくろぽりすびじゅつかん
Acropolis Museum

ギリシアの代表的美術館の一つ。アテネのアクロポリスの南東隅に、遺跡の景観を損なわぬように低く建てられている。創建は1878年で、第二次世界大戦後1956年から1961年にかけて大規模な改修が加えられ、面目を一新した。収蔵品はすべてアクロポリスおよびその周辺から出土したもので、アルカイック期からクラシック期に至る彫像、浮彫りを主とする。とくに「青ひげ」と通称される破風(はふ)群像をはじめとする旧アテナ神殿の付属彫刻、小祠堂(しどう)の破風を飾ったと思われる『オリーブの女神』、『アクロポリスのコレー』とよばれる一群の少女像、『仔牛(こうし)を担う青年』『ランパンの騎士』『金髪の頭像』『クリティオスの少年』など、アルカイック期の名作がそろっている。クラシック期の作品としては、パルテノンの彫刻のうち国外流出を免れた分、フリーズの約3分の1と破風群像の一部がある。ほかに、いわゆる『哀悼のアテナ』『サンダルの紐(ひも)を解くニケ』など美しい浮彫りの一群がある。
 なお、最近、『巨人を倒すアテナ』の群像が公開され、またエレクテイオンの解体修理に伴って、有名な女像柱(カリアティード)が取り外され館内に移されている。[友部 直]

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