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アヌ アヌAnu

翻訳|Anu

5件 の用語解説(アヌの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アヌ
アヌ
Anu

アッシリアおよびバビロニアパンテオンの最高神。天空の世界アンシャルと地上の世界キシャルから生れた。「アヌの空」と呼ばれる最高のところに住み,配偶者である女神アンツに助けられて,宇宙を司った。

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アヌ
アヌ
aṇu

インド哲学用語。サンスクリット語で「微小な」「原子」の意。自然界を構成する最小単位とされ,漢訳仏典では極微と訳される。インド六派哲学の一つバイシェーシカ学派によれば,地水火風の4元素におのおの性質の異なる無数の原子があるという。

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百科事典マイペディアの解説

アヌ

古代シュメールの天空神にして,神々の父。エンリルエンキとともにシュメール最古の三体一座をなす。

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世界大百科事典 第2版の解説

アヌ【Anu】

古代オリエントシュメール人,セム人の宗教の最高神。宇宙の3領域の天,空,地のうち天を支配する。アヌはシュメール語アンAnのセム語形。anは元来星形(アステリスク)*の字で,天,神を意味し,また神格決定詞として他の神名の前につけて用いられた。アン(アヌ)の諸神殿のうち前4千年紀から前3千年紀前半にかけて栄えたシュメールの都市ウルクエアンナ(〈アンの家〉の意)神殿が代表的である。【後藤 光一郎】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アヌ
あぬ
Anu

シュメール語で「天」を意味し、同時に天神の名でもあるアンがアッカド語に取り入れられ、セム人の神となったもので、古くはアヌムともよばれた。セム人の天神としてはエルがいたが、アヌはこれと同一視され、あるいはこれにとってかわる最高神として尊崇された。シュメールの天神アンは、中部メソポタミアのウルクのエ・アン・ナ(アン神殿)に祀(まつ)られていたが、ここを中心にアヌ神崇拝はずっと後代のギリシア系セレウコス朝まで続いた。シュメールの天神アンには対偶神として地神キがいたが、これに対してアヌの対偶神はアントゥムであり、女神イシュタルはアヌとアントゥムの娘とされる。[矢島文夫]

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世界大百科事典内のアヌの言及

【ギルガメシュ叙事詩】より

… ギルガメシュはウルクの城主で,3分の2が神,3分の1が人間であった。はじめ暴君だったのでウルクの人びとは天神アヌにこのことを訴え,アヌの命令で粘土から野人エンキドゥEnkiduが創り出される。動物たちに交じって野原にいたエンキドゥはウルク神殿に仕える遊び女によってウルクへ連れてこられ,ここでギルガメシュと力比べをした。…

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