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アブルッツィ Luigi Amedeo,duca d’Abruzzi

世界大百科事典 第2版の解説

アブルッツィ【Luigi Amedeo,duca d’Abruzzi】

1873‐1933
イタリア海軍軍人,登山家,探検家。イタリアの王家サボイア家系の貴族で,海軍軍人となり,登山から探検まで,場所もアルプスからヒマラヤアンデス,極地に至る幅広い活躍をした。おもな活動にはアラスカセント・エライアス初登頂(1897),東アフリカのルウェンゾリ初登頂(1906)があり,世界第2の高峰K2に大規模な試登(1909)を行ったことでも知られる。1899‐1900年には北極点を目ざした。登山の極地法はこのとき彼が用いたのが最初とされる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アブルッツィ
あぶるっつぃ
Abruzzi

イタリア南部の州。アブルッツォAbruzzoともいう。面積1万0794平方キロメートル、人口124万4226(2001国勢調査速報値)。キエーティラクイラペスカーラテラモの4県からなり、州都はラクイラ。隣接するモリーゼ州とともにアブルッツィ・エ・モリーゼ州をなしていたが1963年に分離した。標高500メートル以上の高地が面積の過半を占め、とりわけ西部にはアペニン山脈最高峰モンテ・コルノをはじめ2000メートルを超える山々がそびえる。この地方の伝統産業は農林牧畜業であるが近年はヒツジの移牧の衰退と山間部の過疎化がみられる反面、メタンガスの発見やローマ―ラクイラ間の高速道路の開通などもあって、工業化と観光化が進んだ。[堺 憲一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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