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イヌマキ(犬槙) イヌマキPodocarpus macrophyllus (Thunb.) D.Don

世界大百科事典 第2版の解説

イヌマキ【イヌマキ(犬槙) Podocarpus macrophyllus (Thunb.) D.Don】

暖地の山林中に生え,また庭園でもよく植えられるマキ科の常緑高木で,雌株には人形の形をした実ができる(イラスト)。紀伊半島一円などで,コウヤマキホンマキに対して犬の字を冠して区別した方言名が,そのまま標準和名に用いられた(マキ)。 高さ20mに達し,水平に枝を張る。幹の樹皮は帯褐灰白色で縦に裂ける。葉は密に螺生し,線状披針形で先は少しとがり,長さ7~15cm,表面は濃緑色を呈する。花は5月ごろ前年枝に腋生(えきせい)し,雄株では長さ3~5cmの円柱形の雄花が3~5個,短い柄につく(イラスト)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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