コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウィーザー ウィーザー Wieser, Friedrich Freiherr von

4件 の用語解説(ウィーザーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウィーザー
ウィーザー
Wieser, Friedrich Freiherr von

[生]1851.7.10. ウィーン
[没]1926.7.22. ザルツブルクザンクトギルゲン
オーストリアの経済学者,社会学者。ウィーン大学で法学,歴史学を学んだのち,C.メンガーの影響で理論経済学に転じ,ハイデルベルクイェナライプチヒ大学で K.クニース,W.ロッシャー,B.ヒルデブラントらに学ぶ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ウィーザー

オーストリアの経済学者,ウィーン大学教授。オーストリア学派に属する。費用は財の効用の喪失であるとし,効用で生産と分配の全体を説明することによって,師C.メンガーの主観的限界効用学説を一歩進めた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ウィーザー【Friedrich von Wieser】

1851‐1926
オーストリアの経済学者。ハプスブルク帝国上級官吏を父として,ウィーンに生まれる。ウィーン大学で法律学,歴史学を学んだが,C.メンガーの影響で経済学に転じた。1884年からプラハドイツ大学で講義したが,1903年メンガーの後継者としてウィーン大学に迎えられ,22年名誉教授。第1次大戦末期に商務大臣,上院議員を務めたこともある。 友人E.vonベーム・バウェルクとともに,メンガーの《国民経済学原理》(1871)を出発点として経済学研究にすすみ,メンガーの価値論を拡充して,オーストリア学派の形成に貢献した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウィーザー
うぃーざー
Friedrich von Wieser
(1851―1926)

オーストリア学派の経済学者。ウィーンに生まれ、初めはウィーン大学で法律学を修めたが、のちにハイデルベルク、ライプツィヒイエナの各大学で経済学を学んだ。プラハ大学教授やウィーン大学教授を歴任し、第一次世界大戦中は商務大臣に就任したこともある。メンガーの後継者としてその理論の発展に努め、限界効用理論生産要素の価格の決定にまで拡張して帰属理論による分配論を展開し、価格理論分配理論を関連づけた。またメンガーの主観価値論を貨幣論へ適用し、所得数量説を提唱した。さらに彼は、効用と社会勢力の関連や経済の一般的意味と社会勢力との関係の分析にも深い関心を示して、晩年には主として社会学の研究に力を注いだ。主要な著作には『経済価値の起源と主要法則』(1884)、『自然価値論』(1889)、『社会経済の理論』(1914)などがある。[志田 明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のウィーザーの言及

【オーストリア学派】より

…このオーストリア資本理論は,のちに北欧の経済学者J.ウィクセルにより,ワルラスの一般均衡理論に導入される。また,メンガーのもう一人の主要な後継者F.ウィーザーは,1889年に《自然価値論》を刊行,1903年にメンガーの後を継いでウィーン大学教授に就任し,14年には《社会経済の理論》を公刊した。彼は帰属価格の厚生経済学的意味を明らかにし,先駆的な社会主義経済理論を展開している。…

【経済学説史】より

…メンガーの後継者の一人,ベーム・バウェルクは《資本の積極理論》(1889)で利子の三原因を説き迂回生産の重要性を強調したが,その資本理論はK.ウィクセルによって一般均衡理論に導入される。メンガーのもう一人の後継者F.ウィーザーは,価格の厚生経済学的意味を明らかにし,先駆的な社会主義経済理論を展開している。 限界革命をになう3人のなかで,古典派経済学と最もはげしく対決したのはジェボンズであった。…

【独裁】より

…〈主権的独裁〉は,〈革命独裁〉〈超法的独裁〉ともよばれ,フランス革命におけるロベスピエール独裁,ロシア革命におけるボリシェビキ党独裁などが,この類型とされる。 シュミットの国法学的な独裁の類型化に対し,同時代のF.ウィーザーは,〈秩序独裁Ordnungsdiktatur〉と〈革命独裁Revolutionsdiktatur〉とを区別した。〈委任的独裁〉は多くの場合〈秩序独裁〉であり,革命運動の弾圧としてあらわれる点で〈反革命独裁〉である。…

※「ウィーザー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ウィーザーの関連キーワードアウスグライヒハプスブルク家ミーゼスオーストリア併合墺太利マリアテレジアホーフブルク宮殿オーストリア・ハンガリー二重帝国ハプスブルク帝国ハプスブルク・ロートリンゲン家

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ウィーザーの関連情報