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ウェルティ ウェルティ Welty, Eudora

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウェルティ
ウェルティ
Welty, Eudora

[生]1909.4.13. ミシシッピジャクソン
[没]2001.7.23. ジャクソン
アメリカ女流作家ミシシッピ州女子大学ウィスコンシン大学に学んだのち,コロンビア大学で広告学を専攻,一時広告業に従事した。作家に転身後は郷里のミシシッピ州を背景に,人間心理の微妙なあやと平凡な現実の事件とを,陰影こまやかな文体で写し出す作品を次々に発表,南部の代表的作家の一人となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ウェルティ【Eudora Welty】

1909‐2001
アメリカの作家。ミシシッピ州ジャクソン生れ。ウィスコンシンコロンビアの両大学に学ぶ。1936年セールスマンの孤独な死を描いた短編《旅商人の死》が注目をあび文壇に出る。短編集《緑のカーテン》(1941),《大きな網》(1943),小説《泥棒花婿》(1942),《デルタの結婚式》(1946),《金のリンゴ》(1949),《重い心》(1953),《イニスフォールン号の花嫁》(1955)などを次々と発表。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウェルティ
うぇるてぃ
Eudora Welty
(1909―2001)

アメリカの女流小説家。ミシシッピ州ジャクソンに生まれる。コロンビア大学で広告学を学んだのち、故郷に帰り、以来、同地に住む。作品の多くは、同州ナッチェスからテネシー州ナッシュビルに至るナッチェス旧道を舞台とし、南部の過去と現在を描いて地域作家といわれ、フォークナーと比較される。1936年に最初の短編『セールスマンの死』を発表して賞賛され、短編作家として出発した。初期の短編は幻想的雰囲気を有するものが多い。おもな長編には『デルタの結婚式』(1946)、ハウェルズ賞牌(しょうはい)受賞作『ポンダー家の心情』(1954)、『負けいくさ』(1970)、ピュリッツァー賞受賞作『楽天家の娘』(1972)がある。日常のささやかなできごとのなかに人間生活の神秘をとらえ、人間関係を回復する愛の力を陰影に富む文章で描く。71年には、自身で撮影した30年代のミシシッピ写真集が、80年には、短編全集1巻が出版された。[武田千枝子]
『ロバート・ペン・ウォレン著、鈴木五十鈴訳『ユードラ・ウェルティにおける愛と孤独』(『現代アメリカ作家論』所収・1966・南雲堂) ▽ユードラ・ウェルティ著、大杉博昭訳『ハーヴァード講演 一作家の生いたち』(1993・りん書房) ▽吉岡葉子著『南部女性作家論――ウェルティとマッカラーズ』(1999・旺史社)』

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