ウォロフ王国(読み)ウォロフおうこく

百科事典マイペディアの解説

ウォロフ王国【ウォロフおうこく】

アフリカ,セネガル西部を中心に分布しているウォロフWolof族の古代王国の総称。伝承によれば,ヌジャージャン・ヌジャイによって12―14世紀にジョロフ王国が成立。それが16世紀半ばにワーロ,カヨール,バオル,ジョロフの各王国に分裂した。16世紀までは大西洋奴隷貿易の奴隷の主要供給地となった。19世紀にはイスラム化が進展し,改宗したカヨール王国の王,ラット・ジョールとジョロフ王国の王,アルブリ・ヌジャイが反フランス闘争を展開した。
→関連項目ウォロフ語セネガルンドゥール

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世界大百科事典 第2版の解説

ウォロフおうこく【ウォロフ王国】

西アフリカの現在のセネガルの地に,14世紀ころから16世紀半ばまで存在した古王国。現在はセネガルをおもな居住域とするウォロフWolof族も,その祖先はかつてのガーナ王国,つまり現在のモーリタニアからマリにかけて多く住んでいた。11世紀ころ,ムラービト朝によってイスラム教がもたらされると,それを嫌ってセネガルへと南下したものと思われる。口誦伝承によると,部族としてまとまりをもったウォロフ族の始祖はヌジャージャン・ヌジャイという人物とされ,彼以降,国の統一が進んだ。

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世界大百科事典内のウォロフ王国の言及

【セネガル】より

…正式名称=セネガル共和国République du Sénégal面積=19万6712km2人口(1996)=853万人首都=ダカールDakar(日本との時差=-9時間)主要言語=フランス語,ウォロフ語通貨=CFAフランFranc de la Communauté Financière Africaine西アフリカの西端に位置する共和国。西は大西洋に面し,北はセネガル川でモーリタニアと接し,東はその支流ファレメ川がほぼマリとの国境をなしている。…

※「ウォロフ王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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