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ウルマン Woolman, John

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウルマン
Woolman, John

[生]1720.10.19. ニュージャージー,アンコーカス
[没]1772.10.7. イギリス,ヨーク
アメリカのクェーカー伝道者。正規の教育は受けず,仕立屋をはじめさまざまな仕事をしながら,諸処を遍歴して説教した。奴隷制度に反対する『黒人所有に関する考察』 Some Considerations on the Keeping of Negroes (1754,1762) をはじめ多くの著作があるが,彼が 36歳から死ぬまで書き続けた『日記』 Journal (1774) は,当時の宗教生活の記録として,また精神的自伝として重要。

ウルマン
Ullmann, Liv

[生]1939.12.16. 東京,東京
ノルウェーの女優。フルネーム Liv Johanne Ullmann。飾らない美しさと知性,陰影に富んだ演技で知られ,スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンの作品に数多く出演している。エンジニアだった父親の仕事の都合により日本で生まれ,ノルウェー,カナダ,アメリカ合衆国などで育った。10代のときロンドンとノルウェーで演技を学び,オスロの国立劇場で上演された演劇数本に出演。ベルイマン監督とは『仮面/ペルソナ』Persona(1966)に主演して以来,長年にわたって公私両面でパートナーとなった。ベルイマン作品での演技は幅広い称賛を浴び,国際的なスターの座を獲得。2人が組んだ作品には『狼の時刻』Hour of the Wolf(1968),『叫びとささやき』Cries and Whispers(1972),『秋のソナタ』Autumn Sonata(1978)などがある。映画出演のかたわら,舞台でも活躍。アメリカの演出家ホセ・キンテーロと組んだ作品も多い。1990年代には監督業にも乗り出し,ベルイマン脚本による『不実の愛,かくも燃え』Trolösa(1999)などを手がけた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ウルマン【John Woolman】

1720‐72
アメリカのクエーカー派伝道者。ニュージャージーの信仰厚い家庭に生まれ,青年時代からクエーカーとして各地に伝道旅行をした。主著《日記Journal》(1774)には,少年時代のことも付記されていて,一種の自伝にもなっており,当時出版された多くのクエーカー教徒の日記の白眉であり,またアメリカ日記文学の古典である。彼が信仰上の良心の声に従い,奴隷解放,戦争反対,労働者の待遇改善などの社会改革に挺身した事情は,前記《日記》に克明に記されている。

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367日誕生日大事典の解説

ウルマン

生年月日:1884年12月14日
オーストリアの女流作家
1961年没

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