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エクルズ エクルズEccles, Henry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エクルズ
Eccles, Henry

[生]1670頃.ロンドン
[没]1742頃.パリ
イギリスのバイオリニスト。 1674年から 1710年までイギリス王室楽団の一員,のちパリに移る。『バイオリン・ソナタ集』 (1720) によって知られる。日本では,エックレスと呼ばれている。

エクルズ
Eccles, Sir John Carew

[生]1903.1.27. メルボルン
[没]1997.5.2. スイス,テネロ・コントラ
オーストラリアの生理学者。メルボルン大学卒業 (1925) 後,オックスフォード大学留学。ニュージーランドのオタゴ大学教授 (44~51) 。オーストラリア国立大学教授 (51~66) 。ニューヨーク州立大学医学部教授 (68~75) 。ナイト授爵 (1958) 。神経細胞の興奮が他の神経細胞に伝達されるときに,シナプスで特殊な化学物質が作用することを発見し,また,微小電極法で中枢神経細胞の電気的変化を明らかにした。その功績により A.L.ホジキン,A.F.ハクスリーとともにノーベル生理学・医学賞受賞 (63) 。

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百科事典マイペディアの解説

エクルズ

オーストラリアの神経生理学者。オーストラリア国立大学教授。電気生理学的手法によってシナプスにおける情報伝達機構の解明に努力。1963年ノーベル生理医学賞。1966年以降米国に在住。

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世界大百科事典 第2版の解説

エクルズ【John Eccles】

1668ころ‐1735
イギリスの作曲家。エクルズ家は音楽家一族として知られ,ジョンはビオラ教師の父ソロモンSolomon E.(1618‐83)から音楽教育を受け,20代半ばからロンドンで劇音楽の作家として活動を始めた。ことに女優アンヌ・ブレースガードルのために書いたいくつかの作品が好評を博し,やがて新興の劇団リンカン・イン・フィールズの座付音楽家となって,《軍神マルスとビーナスの恋》《アシスガラテア》など,相次いで作品を発表。

エクルズ【John Carew Eccles】

1903‐97
オーストラリアの神経生理学者。メルボルン大学を卒業後,オックスフォード大学のシェリントンC.S.Sherringtonのもとに留学し,神経生理学を研究した。その後,オーストラリア,ニュージーランドを経て1968年にはニューヨーク州立大学教授としてアメリカに渡った。はじめ,当時の電気生理学の研究伝統のもとに,とくにシナプスにおける情報伝達機構を研究,化学伝達概念に反対したが,1945年以降は逆にこの概念を用いて興奮性のみならず抑制性の伝達機構をも解明しようとした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エクルズ
えくるず

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