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エチルセルロース

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百科事典マイペディアの解説

エチルセルロース

セルロース誘導体の一種で,プラスチックラッカーワニス,接着剤,透明シートに使われる。広い温度にわたって強度と可撓(かとう)性を保持する熱可塑性プラスチックであり,押出成形射出成形で成形される。

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世界大百科事典 第2版の解説

エチルセルロース【ethyl cellulose】

セルロース誘導体の一種で,プラスチック,ラッカー,ワニス,接着剤,透明シートに使われている。広い温度にわたって強度と可撓性を保持する熱可塑性プラスチックであり,押出成形や射出成形で成形される。コットンリンター木材パルプ水酸化ナトリウムと反応させてアルカリセルロースとし,その水酸基塩化エチルによってエーテル化して作る。置換度によって諸性質が異なり,高置換度になるにつれて多種類の溶媒に可溶となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エチルセルロース
えちるせるろーす
ethyl cellulose

エチル繊維素ともいう。セルロースのヒドロキシ基-OHをエチルエーテル化したセルロースエーテルのことをいう。無臭の白色固体。セルロースに水酸化ナトリウム溶液を作用させて得たアルカリセルロースに、不均一のまま硫酸ジエチル、クロロエタンなどのエチル化剤を反応させると得られる。
 エチルエーテル化される度合い(置換度)により性質の異なるものができる。置換度が大きくなるほど、有機溶媒に溶けやすくなる。耐水、耐光、耐薬品など安定性に優れているため、ヘルメット、工具の柄(え)、ラッカー、インク、フィルムなどに用いられる。[谷利陸平]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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