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エンドルフィン エンドルフィン endorphin

翻訳|endorphin

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エンドルフィン
エンドルフィン
endorphin

体内性モルヒネ endogenous morphineの略称。大脳内部にありモルヒネに似た鎮痛などの作用を示す物質で,1975年スコットランドアバディーンで心理学者 J.ヒューズと H.コスターリッツによって発見された。

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デジタル大辞泉の解説

エンドルフィン(endorphin)

脳・脳下垂体などに含まれ、脳内のモルヒネ受容体と結合して鎮静作用を表す一群のペプチド

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百科事典マイペディアの解説

エンドルフィン

広義には哺乳(ほにゅう)類の脳や脳下垂体に存在する内因性モルヒネ様神経ペプチドの総称。脳内のモルヒネ受容体に結合し,鎮痛などの作用を示す。最も活性の高いβエンドルフィンのアミノ酸配列は,脳下垂体から分泌される脂肪分解リポトロピンカルボキシル側末端から61〜91番目のアミノ酸配列と一致する。
→関連項目エンケファリン脳内モルヒネランナーズ・ハイ

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栄養・生化学辞典の解説

エンドルフィン

 哺乳類の脳および下垂体に存在する内因性のオピオイドペプチドで,α,β,γの3種が知られている.

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世界大百科事典 第2版の解説

エンドルフィン【endorphin】

脳下垂体後葉に多く含まれる神経ペプチドの一種。α‐,β‐,γ‐,δ‐の4種があり,それぞれのアミノ酸配列は,脳下垂体前葉から分泌されるリポトロピンのアミノ酸配列の61~76番目(α‐エンドルフィン),61~91番目(β‐エンドルフィン),61~77番目(γ‐エンドルフィン),61~87番目(δ‐エンドルフィン)に相当する。これら4種のエンドルフィンのうち生理的に重要なのはβ‐エンドルフィンで,モルヒネ受容体に作用してモルヒネ様鎮痛作用をもつ。

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大辞林 第三版の解説

エンドルフィン【endorphin】

哺乳類の脳および脳下垂体中に含まれるペプチド。モルヒネと同じ鎮痛作用を示す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エンドルフィン
えんどるふぃん
endorphin

1976年に動物の脳内(視床下部、脳下垂体後葉)から相次いで抽出されたモルヒネ様ペプチドで、モルヒネを代表とする麻薬性鎮痛剤の受容体であるオピエイト(アヘン剤)受容体に特異的に結合する。内因性のモルヒネ様物質endogenous morphineからエンドルフィンと名づけられた。このうち、アミノ酸5個からなるペンタペプチドをエンケファリンといい、メチオニンおよびロイシン‐エンケファリンが単離されており、エンドルフィンもα、β、γの3種が同定されている。エンドルフィンは脳下垂体に存在しホルモン様の働きをしているものとみられるが、生理的意義はよくわかっていない。鍼(はり)麻酔の機序の一つがエンドルフィンにあることが証明され、話題となった。[幸保文治]

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世界大百科事典内のエンドルフィンの言及

【痛み】より

…脳や脊髄にはモルヒネと特異的に結合する受容体があって,この受容体と結合する活性物質を探し求めた結果発見されたものである。メチオニンエンケファリン,ロイシンエンケファリン,β‐エンドルフィンなどがそれである。古くから痛みの治療に使われてきたはり(鍼)も痛みを和らげる脳の仕組みと無関係ではないように思われる。…

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