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エール Yale, Caroline Ardelia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エール
Yale, Caroline Ardelia

[生]1848.9.29. バーモント,シャロット
[没]1933.7.2. マサチューセッツ,ノーサンプトン
アメリカの女性聾唖教育家。マウント・ホリオーク・カレッジで2年間学び,バーモント州ウィルストンとブランドンのアカデミーで教壇に立ち,1870年ノーサンプトンのクラーク聾唖学院教師となり,以後 63年間その職にとどまった。 86年校長。同校校長であった H. B.ロジャーズは,従来の手指文字の代りにドイツ式口話法を用いて聾児に話法と読唇法を授けようと試みたが,エールはその志を継いで口話法を大成した。さらに校長時代には体育と手工を導入し,89年には聾児教育に従事する教員の養成クラスを新設するなど,アメリカの聾教育の発展に貢献した。アメリカ聾児教育振興協会の会長もつとめ,著書には『建々の日々-特殊教育開拓者の回想』 Years of Building,Memories of a Pioneer in a Special Field of Education (1931) がある。

エール
Yale, Elihu

[生]1649.4.5. ボストン
[没]1721.7.8. ロンドン
アメリカ生れのイギリスの慈善事業家。イギリス東インド会社の役員。 1718年コットン・マザーの求めに応じてコネティカット植民地に大学を創設する際に最大の寄付者となった。ニューヘーブンに新設された校舎とカレッジは彼の名にちなんでエールと名づけられ,今日のエール大学の起源となった。

エール

アイルランド」のページをご覧ください。

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百科事典マイペディアの解説

エール

アイルランド

エール

多くのセム系言語で神を表す語。ウガリトカナンの主神として知られるほか,旧約聖書にもエール・エルヨーン(いと高き者),エール・オーラーム(永遠の神)などとして登場し,のちヤハウェと同一視された。

エール

英国の伝統的なビール。かつてはビールの総称であったが,今日では上面発酵酵母で常温で発酵させる淡色ビールをいう。ペールエールという淡色ホップ苦味の強いものと,ブラウンエール(マイルドエール)という色がやや濃く,甘口のものとがある。

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栄養・生化学辞典の解説

エール

 英国ではビールのこと.米国ではビールによく似た苦味のある飲料すなわち高温短時間発酵させたビールをいう.

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世界大百科事典 第2版の解説

エール【Éire】

1937年憲法で規定されたアイルランド国のアイルランド語による国名。憲法制定当時の首相デ・バレラが,古代アイルランドの女王の名をとって,〈アイルランド自由国〉というそれまでの名称に代わる国名とした。第1公用語はアイルランド語,第2公用語は英語と憲法に定められているため,英語による〈アイルランドIreland〉という名称も〈エール〉と並んで正式の国名であった。アイルランド共和国法(1948)により49年,国家の表明は〈アイルランド共和国〉となったが,現行憲法には,まだ,〈エール〉と〈アイルランド〉という国名の規定が残されている。

エール【El】

前3千年紀より,オリエント世界で普通名詞〈神〉および固有名詞〈エール(イル)神〉の意味で用いられるセム語。語源は〈力〉と関係するといわれる。エール神は,神々の父祖として神々の集会の主,王者として〈二つの淵の源〉あるいは北の山に住み,人類の創造者,恵み深い父として,前2千年紀中葉まで,ウガリト神話などにも現れる。旧約聖書では《創世記》の父祖伝承や《詩篇》などに現れるが,多くは旧約聖書固有の神ヤハウェと同定され,その別名として用いられる。

エール【Lucien Herr】

1864‐1926
パリ高等師範学校を優秀な成績で卒業し,哲学教授資格をもつ碩学。生涯,同校の図書係を職とし,30年以上にわたって,フランスの知的エリート養成機関である同校の学生たちの,知的な導き手となった。ジョレス,ブルムら社会党の新旧の指導者や多くの知識人が,その強い影響を受けている。アルザス出身で,ドイツの思想状況にも明るく,若くしてフランス社会主義運動に参加,ことに労働者の行動に期待を寄せてアルマーヌ派に荷担した。

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大辞林 第三版の解説

エール【ale】

イギリス産のビールの一種。ペール-エール・ビター-エールなどがある。

エール【yell】

学生スポーツの試合で、選手を励ますときの叫び声。声援。 「 -の交換をする」

エール【Eire】

アイルランド共和国の旧称。アイレ。

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飲み物がわかる辞典の解説

エール【ale】


発酵・貯蔵熟成を、常温(18~24℃程度)で比較的短い時間で行う上面発酵の製法でつくるビール。ふくよかな香りと豊かなこくが特徴。イギリスでは一般的でよく知られるが、ドイツ、ベルギー、アメリカなどでも製造されている。冷却装置が普及しラガービールができる以前はビールの主流であった。原料の麦芽とそれによる製品の色の濃さにより、ペールエールアンバーエールダークエールがある。◇「エールビール」ともいう。⇒ラガービール

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世界大百科事典内のエールの言及

【アイルランド】より

…正式名称=アイルランドÉire(エール=アイルランド語)∥Ireland(英語)面積=7万0285km2人口(1996)=359万人首都=ダブリンDublin(日本との時差=-9時間)主要言語=アイルランド語,英語通貨=アイルランド・ポンドIrish Poundヨーロッパ北西部,アイルランド島にある共和国。アイルランド共和国は憲法で全島を国土と規定しているが,現実にはイギリスに属する北アイルランドを除く島の約8割を統治している。…

【アイルランド】より

…正式名称=アイルランドÉire(エール=アイルランド語)∥Ireland(英語)面積=7万0285km2人口(1996)=359万人首都=ダブリンDublin(日本との時差=-9時間)主要言語=アイルランド語,英語通貨=アイルランド・ポンドIrish Poundヨーロッパ北西部,アイルランド島にある共和国。アイルランド共和国は憲法で全島を国土と規定しているが,現実にはイギリスに属する北アイルランドを除く島の約8割を統治している。…

【エロヒム】より

…旧約聖書で〈神〉を表す一般名詞として2250回用いられる。ヘブライ語のエール(神)の複数形で,死霊,護符,神々,形容詞最上級の代用としても用いられるが,大部分はヤハウェの代りに,この〈一(いつ)なる神〉を示すのに使われる。一神格に複数形を用いることについて,文法的には尊厳の複数あるいは拡張の複数として説明される。…

【シリア・カナン神話】より

…彼には父と母と兄弟たち,それに妹がいた。父の名はエール(セム族の最高神に共通の呼称。ちなみにバアルとはセム語で〈主〉を意味し,同じくセム系言語の〈わが主〉を意味するアドンあるいはアドニと同義語),大洋に君臨する最高神。…

※「エール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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