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オオゾウムシ

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百科事典マイペディアの解説

オオゾウムシ

ゾウムシ科の甲虫の1種。体長12〜24mm,灰褐色で小黒紋がある。幼虫は枯木を食べ,成虫は枯木や樹液にくる。日本全土のほか東アジアからニューギニアにかけて広く分布。
→関連項目ゾウムシ

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世界大百科事典 第2版の解説

オオゾウムシ【Sipalinus gigas】

甲虫目オサゾウムシ科の昆虫(イラスト)。体長が約24mmもあり同科の日本産の種では最大。成虫のからだは堅固で,背面は灰褐色のうろこ状の短毛に覆われる。上翅には小黒紋が散在する。日本全土のほか,朝鮮半島,中国および熱帯にも分布する。成虫は樹液に集まるが,昼間は倒木の下などに見られる。マツ,スギ,サクラ,ナラ,ニレなど多くの樹種の枯木の樹皮下に産卵する。幼虫は材部を奥深くまで食べ進むため,木材の大害虫として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オオゾウムシ
おおぞうむし / 大象鼻虫
[学]Hyposipalus gigas

昆虫綱甲虫目オサゾウムシ科に属する昆虫。日本全土および朝鮮半島、中国、台湾、東洋熱帯域に広く分布する。体長12~24ミリメートル。体の地色は黒いが、灰褐色の鱗片(りんぺん)に覆われ、上ばねには黒色の小斑紋(はんもん)を散らし、前胸は粗大なこぶ状の隆起が密にある。肢(あし)の脛節(けいせつ)の末端は鉤(かぎ)状に内方に曲がる。成虫は6~9月に現れてクヌギなどの樹液や、マツ、スギ、カシ、ナラなど多種の倒木や枯れ木にみられ、衰弱した木や倒木などの皮下に産卵し、幼虫はそれらの材部に穴をあけて食害する。成虫は土中に潜って越冬する。[中根猛彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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