オフセット(その他表記)offset

翻訳|offset

デジタル大辞泉 「オフセット」の意味・読み・例文・類語

オフセット(offset)

相殺するもの。埋め合わせとなるもの。「排出する二酸化炭素オフセットにする取り組み」→カーボンオフセット
平版印刷の一。印刷版から紙に印刷せず、一度ゴムブランケットに転写してから紙に印刷する方式。ゴムの弾力性によって鮮明な印刷ができ、平版印刷のほとんどを占める。オフセット印刷
[類語]凸版活版凹版平版石版グラビアコロタイプ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

図書館情報学用語辞典 第5版 「オフセット」の解説

オフセット

平版印刷の一種で,画像などを金属版に製版し,インク画像をいったんゴムブランケットに転写し,そこからさらに紙などに転写して印刷する方法.この方法を,活版印刷のようなじか刷に対して間接印刷という.平版印刷の大半がオフセット印刷である.版が平らなので,じか刷に比べて版の摩耗が少ない,画線の細かい部分まで明瞭に印刷できるといった特徴がある.また,インクの量は少なくてすむが,紙はその点を考慮した定着性の高いものを使う必要がある.この方法は凸版や凹版印刷に利用されることもある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android