オフセット(読み)おふせっと(英語表記)offset

デジタル大辞泉 「オフセット」の意味・読み・例文・類語

オフセット(offset)

相殺するもの。埋め合わせとなるもの。「排出する二酸化炭素オフセットにする取り組み」→カーボンオフセット
平版印刷の一。印刷版から紙に印刷せず、一度ゴムブランケットに転写してから紙に印刷する方式。ゴムの弾力性によって鮮明な印刷ができ、平版印刷のほとんどを占める。オフセット印刷
[類語]凸版活版凹版平版石版グラビアコロタイプ

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精選版 日本国語大辞典 「オフセット」の意味・読み・例文・類語

オフ‐セット

〘名〙 (offset) =オフセットいんさつ(━印刷)版画技法(1927)〕

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図書館情報学用語辞典 第5版 「オフセット」の解説

オフセット

平版印刷の一種で,画像などを金属版に製版し,インク画像をいったんゴムブランケットに転写し,そこからさらに紙などに転写して印刷する方法.この方法を,活版印刷のようなじか刷に対して間接印刷という.平版印刷の大半がオフセット印刷である.版が平らなので,じか刷に比べて版の摩耗が少ない,画線の細かい部分まで明瞭に印刷できるといった特徴がある.また,インクの量は少なくてすむが,紙はその点を考慮した定着性の高いものを使う必要がある.この方法は凸版や凹版印刷に利用されることもある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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