オーディション(英語表記)audition

翻訳|audition

デジタル大辞泉 「オーディション」の意味・読み・例文・類語

オーディション(audition)

歌手俳優などを起用する際に行う審査
新作番組の試作版。
放送番組・レコードなどの試聴
[類語]試験考査考試試問入試受験テスト

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精選版 日本国語大辞典 「オーディション」の意味・読み・例文・類語

オーディション

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] audition )
  2. 歌手、俳優などを登用するため、審査をすること。音声審査。
  3. 新しい放送番組を関係者だけで視聴し検討すること。試聴。
    1. [初出の実例]「先年やった『おはなはん一代記』の台本をもとに、若いときと、中年と、老婆と三つの扮装をして貰ってオーディション(試聴視)したらどうかということになり」(出典:放送よもやま話(1981)〈坂本朝一〉I )

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改訂新版 世界大百科事典 「オーディション」の意味・わかりやすい解説

オーディション
audition

ラテン語のaudire(聴く,傾聴する,聴力)から派生した語の一つで,上記と同義の英語auditionは,16世紀の末期に発生したとみられる。興行のための人材を決定する一種の登用試験の意味に使われるようになったのは19世紀の後半からで,一般化したのは20世紀にはいってからである。初期には,オペラ劇場が歌手を雇う場合の試験のように,字義どおり聴覚で判断するものに限られていたが,しだいに視覚的要素も加わり,舞台,映画,放送などに出演する俳優や音楽家を選ぶために行うテスト全般を指すようになった。また,近年の放送界では,人材に関する採否の決定ばかりでなく,テレビまたはラジオ番組の制作が完了すると,実際に放送になる前に関係者が集まって行う検討会的性格を持つ試写,試聴も,オーディションと呼ぶようになっている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーディション」の意味・わかりやすい解説

オーディション
audition

劇やオペラの上演に先立って,出演者を決めるためにプロデューサー演出家などが志望俳優の技量適性を判断する審査会のこと。オーディションをめぐる人間模様を描いた名作に,ミュージカルコーラスライン』A Chorus Line (1975) がある。

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百科事典マイペディア 「オーディション」の意味・わかりやすい解説

オーディション

音楽や演劇,映画などの分野で,演奏家,俳優,踊手などの人材を選択するためのテスト。定期的にこれを行い,新人の発掘に努める場合もある。またテレビ,ラジオの新番組の試聴のこともオーディションという。

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デジタル大辞泉プラス 「オーディション」の解説

オーディション

2000年公開の日本映画。監督:三池崇史、原作:村上龍による同名小説、脚本:天願大介。出演:石橋凌、椎名英姫、國村隼、松田美由紀、根岸季衣ほか。

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世界大百科事典(旧版)内のオーディションの言及

【聴覚】より

…ある範囲の周波数の音の刺激によって生じる感覚で,視覚が利用できない暗やみや森林,草むらの中で生活する動物にとっては,遠く離れた周囲の状況を知るのに重要な感覚である。例えば動物は,迫ってくる危険を避けたり,種内の交信,雌雄の求愛,交尾などに聴覚を利用する。 聴覚が発達した動物の一つに昆虫が挙げられる。昆虫のうち,直翅(ちよくし)類のキリギリス,コオロギ,バッタやセミ類のように発音する昆虫では,同種個体間の交信に聴覚が用いられるが,ヤガやカゲロウなどでは,コウモリから逃れるためにコウモリの出す音を聞き分けている。…

※「オーディション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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