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オールトの雲 オールトノクモ

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デジタル大辞泉の解説

オールト‐の‐くも【オールトの雲】

太陽から約1光年の所を球状に取り囲んでいる、小惑星や氷・ちりなどが多く存在する領域。1950年にオランダ天文学者ヤン=オールトが提唱したが、観測では実証されていない。重力散乱外惑星によってはじき出された天体が、太陽の重力圏でとどまってできたとされる。

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大辞林 第三版の解説

オールトのくも【オールトの雲】

太陽から半径約1光年(六万天文単位)の球殻状の所にあると考えられる彗星の巣。オールトが1950年代に提唱したもので、特に長周期の彗星がここから供給されて太陽に向かってくるという。 → トランス-ネプチュニアン天体

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オールトの雲
おーるとのくも
Oort's cloud

太陽系の最外縁を球殻状に形成する小天体の集まりで、彗星(すいせい)の供給源。長周期彗星の研究から、オランダの天文学者オールトJan Henfrik Oort(1900―1992)が提唱した。おもに氷や雪のかたまりの小天体で形成され、他の恒星などの影響でオールトの雲からはじき飛ばされた小天体が太陽に向かうようになると、彗星になると考えられている。
 オールトの雲の広がりは、おおむね1万天文単位(1天文単位は地球と太陽間の距離で約1億5000万キロメートル)から10万天文単位とされ、短周期彗星の供給源とみられるエッジワース・カイパーベルトの外側にあり、太陽系の最外縁であると考えられている。[編集部]

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