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カオ カオ Kao, Charles

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カオ
カオ
Kao, Charles

[生]1933.11.4. 上海
中国生まれの物理学者フルネーム Charles Kuen Kao。アメリカ合衆国イギリスの市民権をもつ。1957年ロンドン大学を卒業,1965年同大で電気工学の工学博士号を取得した。1957年からイギリスのスタンダード通信ケーブル研究所 STLに勤務,1960年に STL主任研究員となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

カオ【Charles Kuen Kao】

1933‐
中国・上海生れの電気工学者。グラスファイバー中に光を通して遠距離通信に用いることを提案した。ロンドン大学で学び,1960年から70年までイギリスのスタンダード・テレコミュニケーションズ・ラボラトリー社Standard Telecommunications Laboratory Ltd.に勤務。1966年にホッカムG.A.Hockhamと連名の論文を発表してグラスファイバーによる光通信実用化の基礎を築いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カオ
かお
Charles K. Kao
(1933― )

中国の物理学者、英国籍と米国籍をもつ。上海(シャンハイ)で生まれたが1948年に香港(ホンコン)へ移住し、1954年にロンドン大学電気工学部へ留学して1965年に博士号を取得した。イギリスのスタンダード通信・ケーブル研究所研究員を経て香港に戻り、香港中文大学教授、同大学長を歴任。2009年、「光通信に使用するグラスファイバーに関する革新的業績」によりノーベル物理学賞を受賞した。
 光ファイバーは光を使って情報を伝達する線材だが、1960年代当初の光ファイバーの通信距離はわずか20メートル程度であった。それは光の減衰が著しいため伝達する距離が伸びなかったことによる。カオは1966年に光ファイバーの不純物を減らすという方法で伝達距離を飛躍的に伸ばすことに成功し、1970年になって実用に耐える純粋な光ファイバーをつくることに成功した。その後、光ファイバーの製造技術は向上し、現代のインターネットや電話通信などに欠かせない線材となった。その実用化の最初の研究に大きな貢献をしたことが認められた。[馬場錬成]

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