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カブラヤガ カブラヤガAgrotis fucosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カブラヤガ
Agrotis fucosa

鱗翅目ヤガ科。前翅長 16~20mm。触角は雌では糸状,雄では両櫛歯状。前翅表面は淡褐色ないし暗褐色で,ヤガ科に一般的にみられる腎形紋,環状紋,楔状紋は明瞭な黒色線で縁どられている。後翅表面は白色ないし淡褐色。幼虫は作物の害虫で,平地に普通にみられる。成虫は年2~3回発生し,冬季以外はほぼ一年を通じてみられる。本州,四国,九州に産する。

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百科事典マイペディアの解説

カブラヤガ

鱗翅(りんし)目ヤガ科のガの一種。開張40mm内外,灰茶色で,濃い茶色の紋がある。日本全土に分布。幼虫はネキリムシといい,ナス,トマトなど各種農作物,草花などの苗を食い切る害虫。
→関連項目ヤガ(夜蛾)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カブラヤガ
かぶらやが / 蕪夜蛾
turnip moth
[学]Agrotis segetum

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤガ科に属するガ。幼虫はネキリムシ(根切虫)と俗称され、庭園や野菜類の害虫として知られる。成虫は、はねの開張40ミリメートル内外。前翅(ぜんし)は淡い灰褐色で暗色の紋があり、後翅は雄では白色、雌ではやや灰褐色を帯び、翅脈は暗色ではっきり認めることができる。幼虫で越冬し、年2回以上発生。成虫は春から秋まで出現する。幼虫は、昼間浅い土中に潜み、夜間に活動して苗の根際を切断するので園芸家に嫌われる。[杉 繁郎]

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