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カロンヌ カロンヌ Calonne, Charles-Alexandre de

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カロンヌ
カロンヌ
Calonne, Charles-Alexandre de

[生]1734.1.20. ノールドゥエ
[没]1802.10.29/30. パリ
フランスの政治家,財政家。メッスリールアンタンダンを歴任後,1783年 11月財務総監に就任。国庫の赤字解消のため,J.ネッケルにならって放漫な公債政策をとったが,かえって身動きできなくなり,政策を変更して性急な改革のプログラムを立案 (すべての階層からの地租の徴税,政府の短期負債償還の長期化,穀物流通に対する政府統制の撤廃,国王賦役の金納化など) ,87年2月名士会の承認を得ようとしたが反対され,同年4月財務総監を罷免された。

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百科事典マイペディアの解説

カロンヌ

フランスの政治家。1783年財務総監に就任。州議会設置,特権階級への課税などの広範な改革案を出したが,その承認のため1787年召集した名士会で猛反対を受け失脚。

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世界大百科事典 第2版の解説

カロンヌ【Charles‐Alexandre de Calonne】

1734‐1802
フランスの政治家。フランドル地方ドゥエに,高等法院院長の息子として生まれる。1754年に弁護士となるが,59年ドゥエ高等法院検事となったのをふりだしに,以後,宮内審理官を経てメッス,リールの地方長官を歴任し,83年,金融界との親交を買われて財務総監に就任,巨額の負債を抱えていた国家財政の立直しにあたった。しかし,その財政再建計画は,特権身分の利益を擁護する高等法院によって阻まれたため,87年2月,彼は国王の諮問会議である名士会を召集し,身分にかかわりなく全土地所有者に課せられる平等な地租の制定,また全土地所有者によって選出され課税の配分権を持つ〈州議会〉の設置など一連の改革を提案した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カロンヌ
かろんぬ
Charles-Alexandre de Calonne
(1734―1802)

フランス革命直前の財務総監。ドゥエに生まれ、パリの大学に学んだのち、アルトアの高等法院、メス、リールの知事を経て、1783年にネッケルの後を受けて財務総監に就任した。財政赤字解消のための増税は不可能として、ネッケルに倣い放漫な公債政策をとったが、たちまち窮地に陥り、政策を急転回させた。1786年、特権2身分への課税を目的とする臨時地租の新設、塩税の全国的賦課、国内関税の廃止、穀物取引の自由、賦役の廃止など18か条の財政改革計画をたて、名士会の承認を得ようとしたが、その否決にあい孤立、1787年4月辞職を余儀なくされブリエンヌに席を譲った。
 1789年、革命の勃発(ぼっぱつ)とともにいち早く亡命し、1791年から反革命活動に参加した。しかし、たいした効果もなく、ナポレオンの権力掌握後に許可を得て帰国、その後もなすところなくまもなく死去した。革命勃発直後のフランスの状況についての著書がある。[樋口謹一]

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