カールーン川(読み)カールーンがわ(英語表記)Kārūn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カールーン川
カールーンがわ
Kārūn

イラン南西部の川。エスファハンの西,バフティアリ山地に源を発し,蛇行しながら南流してクーニンシャハルでシャットルアラブ川に合流する。全長 829kmであるが,源から合流点までの直線距離は 290kmにすぎない。水路は,水源から山地を脱するガトバンドまでと,ガトバンドからデズ川の合流するバンドキールまでと,そこからアフワーズを経てシャットルアラブ川との合流点までの3部分に大別される。バンドキールから下流は一部を除いて航行可能である。アフワーズまでは 1888年に国際航行路が開かれ,カールーン川下流の運行は石油の採掘・精製工業と密接な関係にある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カールーン川
かーるーんがわ
Rd-e Krn

イラン南西部を流れる同国最大の川。延長約800キロメートル。ザーグロス山脈のザルデ山に源を発し、フーゼスターン平野に灌漑(かんがい)用水を供給し、シャッタル・アラブ川に合流する。イラン唯一の航行可能河川で、上流部でザーヤンデ・ルード川とトンネルで結ばれ、同川に水の一部が流されている。[岡正孝]

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