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キシニョフ Kishinëv

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キシニョフ
Kishinëv

モルドバ首都。ウクライナのオデッサの西北西約 160km,ドネストル川支流ブイク川に沿う。 15世紀より知られ,16世紀以降のトルコ領時代には商業中心地であった。 1812年ロシア領。第1次世界大戦後ルーマニア領,1940年ソビエト連邦領に入り,新たに成立したモルダビア=ソビエト社会主義共和国の首都,1991年独立したモルドバの首都となった。産業はモルドバ平原で生産される農産物の加工が中心。ワイン,ブランデー,小麦粉,果実缶詰,たばこ,食肉,酪農製品などを生産。皮革,縫製などのほか,機械 (トラクタ,ポンプ,冷蔵庫,洗濯機) ,木材加工などの工業も発展。周辺は,ブドウ,スモモなどの果樹畑の丘で囲まれる。市街は第2次世界大戦で大きな被害を受けたが,戦後再建され,緑化も進み,一部に古い建築物も残っている。科学アカデミー,モルドバ大学 (1945) をはじめ医学,農学,教育などの大学,ブドウ栽培・ワイン醸造研究所,音楽院,民族オペラ・バレエ劇場などがあり,文化の中心地でもある。オデッサ-ヤシ (ルーマニア) 間の国際鉄道に沿い,ロシアの首都モスクワ,ウクライナの首都キエフ,ルーマニアの首都ブカレストなどと空路で結ばれる。人口 63万2100(2011)。

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百科事典マイペディアの解説

キシニョフ

モルドバの首都。ルーマニア名はキシナウChisinau。ドニエストル川支流のビク川に面している。食品,織物,建設材料などの工業が行われる。15世紀に創設。1918年―1940年ルーマニア領。

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世界大百科事典 第2版の解説

キシニョフ【Kishinyov】

モルドバ共和国の首都。ドニエストル川の支流ビク川のほとりの森の多い地域にある都市。キシニョフはロシア語名で,モルドバ語ではChişinău(キシナウ)。人口67万6700(1991)。住民はモルドバ人,ウクライナ人,ロシア人が多いが,かつてはユダヤ人が多かった。1420年以来,市としてその存在が知られている。16世紀初めよりオスマン帝国を宗主国とするモルドバ公国領となる。1812年ロシア帝国によるベッサラビア併合とともにロシア領となり,ベッサラビア県の県都となる。

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大辞林 第三版の解説

キシニョフ【Kishinev】

モルドバ共和国の首都。同国の中央部に位置し、ワインの醸造が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キシニョフ
きしにょふ
Кишинёв Kishinyov

モルドバ共和国の首都、キシナウの旧称で、ロシア語名。[編集部]

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