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キノー キノー Quinault, Philippe

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キノー
キノー
Quinault, Philippe

[生]1635.6.4. パリ
[没]1688.11.26. パリ
フランスの詩人,劇作家。幼い頃から詩人トリスタン・レルミットの召使となり,また法律も学ぶが演劇に興味をもち,第1作で早くも好評を博した。喜劇,悲劇などの作品を数多く発表したが,いずれも平凡の域を出ず,モリエールにすすめられ抒情悲劇の創作に転向する。

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世界大百科事典 第2版の解説

キノー【Philippe Quinault】

1635‐88
フランスの劇作家。1658年に悲喜劇《いつわりのアルシビアド》で登場し,コルネイユ英雄悲劇にかわる恋愛悲劇の流行に乗じ,65年の《アストラート》で大成功を博した。ただしボアローが批判するように,ロマネスクな作風は古典劇の理想とは遠い。同年その喜劇の代表作《浮気な母親あるいは恋人騒動》を書く。《ポーザニアス》(1688)や《ベレロフォン》(1671)の哀傷的な悲劇を書く一方,オペラの台本作家として活躍。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キノー
きのー
Philippe Quinault
(1635―1688)

フランスの劇詩人。初めロマネスクな悲喜劇、悲劇を気どった文体で書いて好評を博した。悲劇『アストラート王』、喜劇『浮気な母親』(ともに1665)はとくに成功を収めたが、やがてオペラに転じ、作曲家リュリに数々の脚本を提供しフランス・オペラに一つの型をつくった。オペラ台本の代表作に『アルセスト』(1674)、『アルミード』(1685)などがある。[伊藤 洋]

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