コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キバノロ キバノロ Hydropotes inermis chinese; Chinese water deer

3件 の用語解説(キバノロの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キバノロ
キバノロ
Hydropotes inermis chinese; Chinese water deer

偶蹄目シカ科。体長 75~97cm,体高約 50cm。雄の上犬歯が長く,牙状なのでその名がある。この歯は下顎の下方にまで達している。川岸のアシ原や低木地帯に小さな群れをつくってすむ。日中活動性。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

キバノロ【Chinese water deer】

偶蹄目シカ科の哺乳類イラスト)。上あごにきば状に長くのびる大きな犬歯をもつ小型のシカ。きばはとくに雄では長く口から6cmも外に突出し,繁殖期に雄どうしライバル闘争に使われる。体長80~100cm,体重10kg前後。前肢に比べて後肢が長く,腰が上がり,背中がウサギのように湾曲するのが特徴。体色は背側が赤褐色,腹面は白色。中国の長江沿岸と朝鮮半島に分布する。草食性で,ヨシ原などの深い草原に単独,あるいはつがいですむ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キバノロ
きばのろ / 牙
Chinese water deer
[学]Hydropotes inermis

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目シカ科の動物。朝鮮半島、中国の揚子江(ようすこう)流域で、アシの茂みや低木地帯に生息する小形のシカである。体高45~55センチメートル、体重9~11キログラム。シカの仲間であるが角(つの)はなく、上あごの犬歯が牙(きば)状になっており、とくに雄では刀状に曲がった犬歯が口外に突き出ている。尾は短く、毛色は黄褐色。ひづめの幅はわりに広い。単独またはつがいですむことが多い。シカ類中では多産で、5、6月に1産1~3子を産み、ときに7子をみることもある。子の毛色は暗褐色で、背に小さな白斑(はくはん)がある。発情期は晩秋から初冬で、この時期の雄は牙を振るって闘争する。アシやその他の植物を食べ、寿命は飼育下で約10年である。[増井光子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

キバノロの関連キーワードトナカイ麝香鹿牙獐反芻類ゲマルジカノロ(獐)パンパスジカヘラジカ(篦鹿)ホッグジカマザマジカ

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

キバノロの関連情報