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原語は「犬のような」を意味するので「犬儒学派」とも称される。アンティステネスを祖として,後5世紀まで系譜をたどることのできる古代哲学の一派。小ソクラテス派の一つ。何物にもとらわれない心的態度を理想とし,いっさいの伝統・文化を退け,無欲・自然を勧め,動物の生活を模範として説く者もあった。ゼノンをとおしてストア学派にも大きな影響を与えた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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