キリマンジャロ(読み)キリマンジャロ(英語表記)Kilimanjaro

翻訳|Kilimanjaro

精選版 日本国語大辞典 「キリマンジャロ」の意味・読み・例文・類語

キリマンジャロ

(Kilimanjaro) アフリカ大陸の中東部、タンザニア北部にある火山。標高五八九五メートル。アフリカ大陸の最高峰で、赤道付近に位置するが、頂上万年雪におおわれている。南西の麓ではコーヒーバナナ栽培する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「キリマンジャロ」の意味・読み・例文・類語

キリマンジャロ(Kilimanjaro)

タンザニア北東部にある火山。大地溝帯に沿い、ケニアとの国境に近い。アフリカ大陸の最高峰。標高5892メートル。赤道付近に位置するが、氷河・万年雪がある。南西の麓ではコーヒーやバナナを栽培。周辺一帯はキリマンジャロ国立公園に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

飲み物がわかる辞典 「キリマンジャロ」の解説

キリマンジャロ【Kilimanjaro】


コーヒーの銘柄一つで、タンザニア北東部にある、アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロの山麓地方に産するもの。強い酸味と甘い香りがある。◇「レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒー表示に関する公正競争規約」ではタンザニア産アラビカコーヒー豆と規定されている。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のキリマンジャロの言及

【コーヒー】より

…エチオピアのハラリも香味にすぐれたモカの一種とされる。アフリカではほかにも良質のものの産出が多いが,とくにタンザニアのキリマンジャロが知られている。また,マダガスカル東方のレユニオン島のブルボンも有名で,ブラジルコーヒーの中でモカ型の味をもつブルボン・サントスはこの系譜をひくものである。…

※「キリマンジャロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android