コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ギャリック

3件 の用語解説(ギャリックの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ギャリック

英国の俳優,劇作家。1747年ドルリー・レーン劇場に迎えられ,幾多の名舞台を残した。その写実的演技が演劇の近代化に果たした役割は大きい。劇作家としてはジョージ・コールマンとの共作《秘密結婚》など。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ギャリック【David Garrick】

1717‐79
イギリスの俳優,劇作家。1741年,シェークスピアの《リチャード3世》の主役を演じて一躍人気を得,その後ハムレットマクベス,ロミオ,リア王など,シェークスピア悲劇の人物の表現では当代最高と評される一方,喜劇でも実力を発揮した。彼はそれまでのおおぎょうで型にはまった演技に代わって,自然で細緻な演技を尊重し,イギリスにおける近代的演技術の創始者となった。ロンドンの代表的劇場ドルーリー・レーンの支配人を,47年から76年の引退まで務める。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギャリック
ぎゃりっく
David Garrick
(1717―1779)

イギリスの俳優、劇場経営者、劇作家。イングランド西部、ヘリフォードに生まれる。師のサミュエル・ジョンソンとともにロンドンに出て、商業に従事したが、舞台に志を向け、1741年リチャード3世役で一躍スターの座についた。小柄で表情豊かな彼は生来喜劇に向いていたが、リア王やマクベスなど悲劇にも天分をみせ、18世紀最大の役者となった。また、早くからドルーリー・レーン劇場の経営も手がけ、同劇場を当代ヨーロッパの代表的劇場に仕立てあげた。劇作家としては、チマローザ作曲のオペラ化で有名な『秘密の結婚』(1766、G・コールマンGeorge Colman, the Elder(1732―1794)との共作)のほか数編の創作劇、シェークスピア作品などの翻案がある。[中野里皓史]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のギャリックの言及

【ノベール】より

…バレエの改革者として重要で,著書《舞踊とバレエについての手紙》(1760)に述べられた理論は今日いまだに有意義である。イギリスの俳優ギャリックと親交を結び,その教えを受けて,バレエ・ダクシヨンballet d’actionを創始した。これは歌や台詞を使わず,黙劇的演技(マイム)により物語の筋や劇的行為を表現するもので,今日の舞台芸術としてのバレエの基本形となった。…

※「ギャリック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ギャリックの関連キーワードイギリス経験論イギリス国教会イギリスオランダ戦争イギリスビルマ戦争英国劇作家イギリス巻イギリス組曲ベートーヴェン:イギリスの歌「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲/piano soloイギリス鞍 (English saddle)

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ギャリックの関連情報