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ギャンブル依存症 ギャンブルイソンショウ

デジタル大辞泉の解説

ギャンブル‐いそんしょう〔‐イソンシヤウ〕【ギャンブル依存症】

病的賭博

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ギャンブル依存症

1980年に米国で精神疾患として認定された。パチンコや競馬、競輪などで借金を重ね、多重債務や家庭崩壊、犯罪、自殺などにつながることもある。2009年の厚生労働省の調査では、国内に400万人以上いると推測されている。回復施設は大和高田市のSPJのほかに、横浜市に3カ所。体験談を話し合う自助グループは全国に約100カ所ある。

(2011-08-22 朝日新聞 夕刊 2社会)

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百科事典マイペディアの解説

ギャンブル依存症【ギャンブルいぞんしょう】

病的ギャンブル,ギャンブル中毒,ギャンブルホリックとも呼ばれる。一攫千金や現実逃避,自我を求めるなどの欲求を,ギャンブルによって満たそうとする病気。WHO(世界保健機関)が1977年に依存症の一つと認定した。
→関連項目買物依存症

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギャンブル依存症
ぎゃんぶるいぞんしょう

依存症の一つ。ギャンブルをしたいという強迫的な衝動から逃れられず、繰り返すうちに習慣化してそればかり考えるようになる。投資金額も徐々に増えるようになり、損失を被ってもやめられず、損失を取り戻そうと興奮してさらにのめり込む。その結果、社会生活に適応できなくなり破綻(はたん)をきたす。仕事にも支障をきたし、家庭崩壊や経済的困窮を伴ってもさらに興奮の持続を追い求める。病的賭博(とばく)、病的ギャンブリングとも称される。世界保健機関(WHO)の国際疾病分類International Statiscal Classification of Deseases and Related Health Problems(ICD-10)によって精神疾患のなかの依存症の一つに分類され、さらにアメリカ精神医学会が作成する『精神障害の診断と統計の手引 第3版』(DSM-)のなかで「衝動制御障害」として精神疾患の分類の一つに加えられた。その後、第4版改訂版(DSM--TR)では10項目の診断基準があげられ、ギャンブルのことばかり考え、使う金額が次第に増え、やめようとしてもやめられない、やめているとイライラして落ちつかない、いやな感情や問題から逃げようとギャンブルをするなどのうち、5項目以上に該当する場合にギャンブル依存症と診断されるとした。ギャンブル依存症には躁(そう)うつ病などの気分障害を伴うことが多いが、ICD-10やDSMで用いられる「気分エピソード(障害)」のうち、気分高揚や自尊心の肥大などの症状を伴う「躁病エピソード」(躁うつ病の躁病相にあたる)と診断される場合は除く。日本におけるギャンブル依存症の多くはパチンコやパチスロであるという報告がある。こうした状態から回復するのは容易ではないが、ギャンブルをやめようと努力する人たちが集う自助グループが全国に組織され、共通の問題を解決するために活動している。[編集部]

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